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コーキング補修って何?

香川県高松市を中心に地域密着〝プロタイムズ高松国道11号店〟です!

 

こんにちは!株式会社絆の柴垣です。皆さんはコーキング(シーリング)についてご存じでしょうか?コーキング(シーリング)は、建築物や住宅の隙間や目地を埋めて、防水性や気密性を高めるために使われる材料です。僕はコーキングの職人を7年間していましたので今回はコーキングについて解説していきます。コーキングはサイディングボードの建物のサッシ周りやボードの継ぎ目等に使用される事が多くヒビ割れやクラックの補修にも用いられます。ホームセンターなどで自分でDIYで補修をしたというお客様もいらっしゃいます。外壁塗装や屋根塗装、外壁補修などに幅広く用いられます。そこで今回はそんなコーキングについてや、外壁塗装時のコーキング補修についてご説明していきます。DIYなどで外壁補修を考えている方もぜひご覧ください。

 

コーキング(シーリング)とは?

 

まずはコーキング(シーリング)とは何なのかをご説明していきます。
コーキング(シーリング)とは、建築物の隙間や接合部を埋めて、防水性や気密性を高めるための材料や作業のことです。主に外壁や水回りなどで、雨水の侵入や建材の劣化を防ぐために行われます。

コーキングの役割

防水性向上:雨水や湿気の侵入を防ぎ、建物の腐食や劣化を抑制します。
気密性向上:隙間風や外気の侵入を防ぎ、冷暖房効率を高めます。
緩衝材:建材の伸縮や振動を吸収し、ひび割れや剥がれを防ぎます。

 

 

コーキングの主な用途

・外壁:サイディングボード等の外壁材の目地やサッシ周りなど。
・水回り:浴室、キッチン、洗面台など。

 

コーキングの劣化とメンテナンス

コーキングは紫外線や雨風の影響で劣化するため、定期的なメンテナンスが必要です。劣化症状としては、ひび割れ、剥がれ、変色などがあります。劣化を放置すると、雨漏りや建物の損傷につながる可能性があるため、早めの補修が重要です。

 

 

コーキングとシーリングの違い

コーキングとシーリングは、建築やリフォームの現場で隙間を埋めるために使われる材料や作業を指しますが、ほぼ同じ意味で使われることが多いです。以前は、油性コーキングという特定の製品を指して「コーキング」と呼ぶことがあり、それ以外の材料を「シーリング」と呼ぶ習慣がありましたが、現在では「シーリング」が正式名称として使われることが多いです。

コーキング:
建築物の目地や隙間を埋めて防水性や気密性を高める作業、またはその材料を指します。

シーリング:
コーキングと同様に、隙間を埋める作業や材料を指しますが、より広義に使われることもあります。

違い:
以前は、油性コーキングという製品を指して「コーキング」と呼ぶことがありましたが、現在は「シーリング」が正式名称として使われることが多いです。建築業界では、外壁やサッシ周りの目地を埋める作業を「シーリング」、内装や建具の隙間を埋める作業を「コーキング」と区別して呼ぶこともあります。

同じ意味:
基本的に、シーリングとコーキングは同じ意味で使われることが多く、呼び方が違うだけで、同じ材料や作業を指していると考えて問題ありません。

コーキング補修施工方法と種類

 

コーキング(シーリング)補修には、「打ち替え」と「増し打ち」の2種類の方法があります。打ち替えは既存のコーキングを全て撤去してから新しいコーキングを充填する方法で、増し打ちは既存のコーキングの上から新しいコーキングを重ねて打つ方法です。

 

コーキング打ち替え

既存のコーキングを全て撤去し、新しいコーキング材を充填する方法です。主にサイディングボードの間の縦目地に関しては基本的には打ち替えを行います。外壁との密着性が高く、耐久性も高いため、長期間にわたって効果が持続します。ただし、切り取りがある分費用は増し打ちよりも高くなります。

高松市 外壁塗装 コーキング

 

コーキング増し打ち(サッシ周り)

既存のコーキングの上から新しいコーキング材を重ねて打つ方法です。
打ち替えに比べて費用を抑えることができます。
ただし、古いコーキングと新しいコーキングが密着しにくい場合や、古いコーキングの劣化が進んでいる場合は、早期に剥がれてしまう可能性があります。サッシ周り等カッターで切り取りが行う事が難しい場合はテープ養生を行いコーキングを補修

 

高松市 外壁塗装 コーキング

 

ひび割れ補修

コーキングひび割れ補修とは、外壁や窓枠などの隙間を埋めるコーキング材に発生したひび割れを、修復する作業のことです。ひび割れを放置すると雨水が浸入し、建物の劣化や雨漏りの原因となるため、早めの補修が推奨されます。

高松市 外壁塗装 コーキング

 

補修のタイミングと注意点

コーキングのひび割れや肉やせ、剥がれなどがみられる場合は、補修を検討する必要があります。
DIYでの補修も可能ですが、専門的な知識や技術が必要な場合や、手が届きにくい場所の補修は、専門業者に依頼することをおすすめします。
打ち替えと増し打ちのどちらが適切かは、劣化状況や施工場所によって異なります。
窓枠やサッシ周りなど、既存のコーキングを撤去しにくい場所では、増し打ちが推奨される場合もあります。

 

 

コーキング補修で大切なこと

 

乾燥時間の厳守

コーキングの乾燥時間の厳守とは、コーキング材が完全に硬化するまで、メーカーが指定した時間を守ることを意味します。乾燥時間が不十分な場合、防水性の低下や、外壁の劣化、雨漏りなどの原因になる可能性があります。
詳細:
コーキング材は、施工後すぐに触れることができる状態(表面硬化)から、完全に固まる状態(完全硬化)まで、数段階の硬化過程を経ます。
表面硬化:コーキング材の表面が触ってもベタつかなくなる状態。
皮膜硬化:コーキング材の表面が、ある程度の硬さを持つ状態。
完全硬化:コーキング材全体が完全に硬化し、本来の性能を発揮する状態。
特に、完全硬化するまでの時間は、コーキング材の種類や環境条件(気温、湿度など)によって異なり、数時間から数日かかる場合があります。

 

乾燥時間を守る重要性

防水性の確保:
乾燥が不十分な場合、雨水が浸入しやすくなり、雨漏りの原因になる可能性があります。
外壁の劣化防止:
乾燥不足のコーキングは、外壁の劣化を早める可能性があります。
塗装の仕上がりに影響:
十分に乾燥していないコーキングの上に塗装をすると、塗料が剥がれたり、コーキングが溶けたりする可能性があります。
乾燥時間を守るための注意点:
メーカーの指定時間を守る:
コーキング材の種類ごとに、乾燥時間が指定されているため、必ず確認しましょう。
環境条件に注意する:
気温や湿度によって乾燥時間が変わるため、必要に応じて乾燥時間を調整しましょう。
表面硬化と完全硬化の違いを理解する:
表面が硬化したからといって、完全に乾燥したとは限りません。
必要に応じて、乾燥を早める工夫をする:
速乾性のコーキング材を使用したり、ドライヤーや扇風機で風を送るなどの方法があります。
コーキングの乾燥時間を守ることは、施工の品質を維持し、建物を長く守るために非常に重要です。

 

コーキングプライマーを使う

コーキングプライマーとは、コーキング材と基材(壁や天井などの施工面)の密着性を高めるための下塗り剤のことです。プライマーを塗布することで、コーキング材が剥がれたり、隙間から雨水が浸入したりするのを防ぎ、防水効果を長期間維持することができます。

役割:
プライマーは、コーキング材と基材の間で接着剤のような役割を果たし、密着性を向上させます。
効果:
コーキング材の剥がれやひび割れを防ぎ、防水効果を長期間維持します。
基材の表面を強化し、コーキング材からの成分の浸出を防ぎます。
コーキング材の耐久性を高めます。
必要性:
コーキングを打つ前には、プライマーを塗布することが推奨されます。プライマーを塗布しないと、コーキングと基材の密着性が低下し、不具合が生じる可能性があります。

 

打ち替えの場合しっかり切取

コーキング切り取りとは、建物外壁などの隙間を埋めているコーキング材を、劣化や損傷によって交換するために、古いコーキング材を剥がしたり、切り取ったりする作業のことです。
具体的には、以下の2つの作業を含みます。

 

1. 既存のコーキング材の除去:

古いコーキング材をカッターや専用の道具を使って、隙間から取り除く作業です。この際、既存のコーキング材が完全に除去できない場合は、Vカット工法という方法で、一部を残して削り、新しいコーキング材を充填することもあります.

 

2. Vカット工法

ひび割れが大きく、既存のコーキング材だけでは補修が難しい場合に、ひび割れ部分をV字型にカットし、そこにコーキング材を充填する方法です.
コーキングの打ち替えや増し打ちを行う際には、必ず古いコーキング材の除去が必要になります。これは、新しいコーキング材と古いコーキング材が密着しないと、防水効果が十分に発揮されないためです.
コーキング切り取りは、外壁の防水性を維持するために重要な作業であり、専門業者に依頼することが推奨されます。

 

高松市 外壁塗装 コーキング

 

コーキング接着面について

3面接着のメリットデメリット 

コーキングの3面接着は、気密性や防水性が高い一方で、ひび割れや剥離が起こりやすいというデメリットがあります。2面接着に比べて外壁の動きに追従しにくいため、伸縮による負担が大きくなることが原因です。

3面接着のメリット:
気密性・防水性の向上:3面で接着するため、隙間が少なくなり、水の侵入を防ぎやすくなります。
雨漏りリスクの軽減:防水性が高いため、雨漏りのリスクを低減できます。

3面接着のデメリット:
ひび割れ・剥離のリスク:
外壁の動きに追従しにくく、伸縮による負担が大きいため、ひび割れや剥離が起こりやすいです。
耐久性の低下:
ひび割れや剥離によって、コーキングの寿命が短くなる可能性があります。
メンテナンス頻度の増加:
ひび割れや剥離が発生した場合、メンテナンスが必要になるため、手間や費用がかかる可能性があります。

 

 

2面接着のメリットデメリット

コーキングの2面接着は、外壁の動きに追従しやすく、ひび割れが起きにくいというメリットがある一方、剥がれがあると浸水しやすいというデメリットがあります。

2面接着のメリット
外壁の動きに追従しやすい:
2面接着では、コーキング材が外壁の両側面のみに接着するため、外壁が揺れたり伸縮したりする動きに追従しやすく、ひび割れや剥離が起こりにくいです。
耐久性が高い:
外壁の動きに追従することで、コーキング材にかかる負担が軽減され、結果的に耐久性が高くなります。
木造住宅のサイディング外壁に最適:
木造住宅のサイディング外壁は、外壁材の伸縮が大きいため、2面接着が基本となります。

2面接着のデメリット
剥がれがあると浸水しやすい:
2面接着では、コーキング材と下地の間に接着がないため、剥がれが発生すると雨水が浸入しやすくなります。
施工の難易度が高い:
2面接着は、バックアップ材の選定や施工時の注意点など、3面接着よりも施工の難易度が高くなります。
夏冬の伸縮が大きい時期の施工は注意が必要:
2面接着は、外壁の伸縮に追従しやすい一方で、伸縮が大きい時期に施工すると、コーキング材の劣化を早める可能性があります。

2面接着と3面接着の違い
2面接着は、コーキング材を外壁の両側面のみに接着させる工法です。一方、3面接着は、コーキング材を外壁の両側面と目地底の3面に接着させる工法です。
3面接着は、2面接着に比べて気密性や防水性が高いというメリットがありますが、外壁の動きに追従しにくいため、ひび割れや剥離が起こりやすいというデメリットがあります。

 

 

 

コーキングの種類と耐候年数

コーキングの種類

コーキングの種類は、主に「アクリル系」「ウレタン系」「シリコン系」「変成シリコン系」などがあります。それぞれ特徴や用途が異なり、使用箇所や目的に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。また自分でDIYで外壁、屋根をコーキングで補修する際は後々塗装のリフォームを行う事も考えてコーキングを選ぶ事をお勧めします。ホームセンター等ですとわからない場合は店員さんに聞いてみるといいと思います。

 

アクリル系コーキング剤

特徴:
水性で扱いやすく、DIYでも比較的容易に施工できます。価格も安価です。
用途:
内装や水回りの補修、窓枠やサッシ周りのシールなど、比較的簡易な箇所に使用されます。
注意点:
耐候性や耐久性は他の種類に劣るため、屋外や紫外線が当たる場所には不向きです。

 

ウレタン系コーキング剤

特徴:耐久性や柔軟性に優れ、外壁や屋根など動きのある箇所に適しています。
用途:外壁の目地、屋根のひび割れ補修、ALCパネルの目地など、動きを吸収する必要がある箇所に使用されます。
注意点:紫外線に弱いため、上から塗装が必要です。

 

シリコン系コーキング剤

特徴:
耐水性、耐候性、耐久性に優れ、水回りのシールに最適です。
用途:
キッチン、浴室、洗面所などの水回り、ガラス周りのシールなどに使用されます。
注意点:
塗装が難しく、他の素材との相性も考慮する必要があります。

 

変成シリコン系コーキング剤

特徴:シリコン系の性能に加え、塗装も可能なため、外壁や屋根など幅広い用途に使用できます。
用途:外壁の目地、屋根のひび割れ補修、ALCパネルの目地など、幅広い箇所に使用されます。
注意点:シリコン系に比べると耐久性はやや劣ります。

 

主な製品とメーカー耐候年数

 

オートンイクシード

オートン イクシードは、オート化学工業株式会社が開発した高耐久シーリング材です。LSポリマーという特殊高耐久ポリマーを配合し、長寿命で、建物の外壁を水や紫外線から保護します。
主な特徴:
長寿命:耐用年数は20年以上、30年とも言われる。
高い耐久性:耐候性、耐薬品性、耐熱性に優れている。
高い接着力:外壁材への接着が強く、剥がれにくい。
柔軟性:温度変化や外壁の動きにも対応し、ひび割れにくい。
ノンブリード:塗装可能なシーリング材で、塗料の性能を損ねない。
可塑剤不使用:可塑剤による経年劣化や汚れを防ぐ。

 

アステックシール高耐候4000

アステックシール高耐候4000はアステックペイントの塗料との相性が良く、外壁の目地に使用される高耐候シーリング材です。特に先打ち工法での施工時に、塗膜の汚染や剥がれを防ぎ、紫外線や雨、熱の影響を受けにくいのが特徴です。また、柔軟性があり、サイディングの動きにも追随するため、ひび割れなども抑制できます。
アステックシール4000の特徴:
高耐候性:
紫外線や雨、熱の影響を受けにくく、長期間にわたって性能を維持します。
優れた柔軟性:
低モジュラスで、建物の動きに合わせて伸び縮みしやすいため、サイディングの膨張・収縮にも対応できます。
ノンブリードタイプ:
可塑剤の使用を最小限に抑えたノンブリードタイプで、塗膜の汚染を防ぎます。
アステックペイントの塗料との相性:
アステックペイントの塗料との相性が良く、先打ち工法での施工時に塗膜の汚染や剥離を抑制します。
長寿命:
促進耐候性試験において、18~22年相当経過後も劣化症状が見られなかったと別の記事で紹介されています。

 

 

アステックシール2000

アステックシール2000は、窯業系サイディングの目地に適した、低汚染性・高耐候性・柔軟性に優れた変性シリコン系シーリング材です。可塑剤の移行によるブリード汚染が起こりにくく、外壁塗装の目地に使用した場合、塗膜のひび割れにも強いという特徴があります。期待耐用年数は11~14年とされています。

アステックシール2000の特徴:
低汚染性:
可塑剤の移行によるブリード汚染が発生しにくく、目地の汚れを抑制します。
高耐候性:
紫外線、雨、熱に対する耐性が高く、シーリング材の劣化を抑制します。促進対候性試験では、11~14年相当経過後も劣化症状が見られなかったとパワーペイントは伝えています。
柔軟性:
低モジュラスで、建物の動きに合わせて伸び縮みしやすく、外壁塗装の目地によく使用されます。
変性シリコン系:
変性シリコン系のシーリング材は、耐候性・柔軟性に優れ、外壁塗装との相性が良いとパワーペイントは述べています。
期待耐用年数:
11~14年とされています。

外壁塗装、屋根塗装を行う際は塗料の耐候年数を考える事も大切ですが塗料の耐候年数に合うコーキングかを判断

 

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コーキングの主な経年劣化

ブリード

コーキングブリードとは、コーキング材に含まれる可塑剤が、時間の経過とともに表面に染み出し、塗料や汚れと反応して変色やベタつきを引き起こす現象のことです。外壁の美観を損ねるだけでなく、コーキングの劣化を早める原因にもなります。

原因:
コーキング材に含まれる可塑剤が、塗料や外壁の汚れと反応して表面ににじみ出てくることによって発生します。可塑剤は、コーキング材を柔らかく保つための成分です。

症状:
コーキング部分が黒ずむ、または変色する。
コーキング部分がベタつく。
ミミズが這ったような跡(ミミズ跡)ができる。

影響:
外壁の美観を損ねる。
コーキングの劣化を早める。
雨漏りやひび割れの原因になる可能性がある。

対策:
ノンブリードタイプのコーキング材を使用する:可塑剤を含まないコーキング材を使用することで、ブリード現象を抑制できます。
ブリードオフプライマーを塗布する:既存のコーキングの上に、可塑剤をブロックするプライマーを塗布することで、ブリード現象を防ぐことができます。
コーキングを打ち直す:既存のコーキングを撤去し、ノンブリードタイプのコーキング材で打ち直すことで、根本的な解決ができます。
コーキングブリードは、外壁のメンテナンスにおいて注意すべき現象の一つです。適切な対策を講じることで、外壁の劣化を防ぎ、建物を長く良好な状態に保つことができます。

 

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硬化

コーキング硬化とは、コーキング材(シーリング材)が柔らかいペースト状から、徐々に固まってゴム状になる現象のことです。この硬化は、主に「表面硬化」「被膜硬化」「完全硬化」の3段階を経て進行します。

表面硬化:
コーキング材の表面が触っても指につかない程度に固まる状態です。この段階では、まだ内部は柔らかく、強い衝撃や水濡れには弱いです。

被膜硬化:
表面だけでなく、ある程度の厚み(約2mm程度)まで固まった状態です。この段階では、上から塗装を施すことも可能になります。ただし、内部まで完全に硬化しているわけではないので、注意が必要です。

完全硬化:
コーキング材が内部まで完全に固まり、本来の性能(防水性、耐久性、弾力性)を発揮できる状態です。この状態になるまでには、種類や環境によって数日から数週間かかることがあります。
コーキングの硬化時間は、使用するコーキング剤の種類(シリコン、変性シリコン、ウレタンなど)、気温、湿度などの環境によって異なります。

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割れ

コーキング割れとは、外壁などの目地を埋めるコーキング材(シーリング材)にひび割れや亀裂が入る現象です。経年劣化や紫外線、温度変化、地震などの外的要因によって発生し、放置すると雨漏りや建物の劣化につながる可能性があります。

コーキング(シーリング)は、外壁材のつなぎ目や窓枠などの隙間を埋め、防水性や気密性を保つために使用されるゴム状の材料です。しかし、紫外線や風雨にさらされたり、建物の揺れや伸縮によって、徐々に劣化しひび割れが生じることがあります。
主な原因:
経年劣化:
コーキング材はゴム製品であるため、時間の経過とともに弾力性が失われ、硬化してひび割れしやすくなります。

紫外線:
紫外線はコーキング材を劣化させ、ひび割れを誘発する原因となります。

温度変化:
気温の変化によって外壁材が伸縮し、コーキング材にも負荷がかかりひび割れが生じることがあります。

地震や振動:
地震や交通による振動は、コーキング材にひび割れや亀裂を生じさせる原因となります。
施工不良:
コーキング材の選定ミスや施工時の不備が原因で、ひび割れが発生することもあります。

 

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外壁塗装時は先打ち後打ち

外壁塗装時のコーキング(シーリング)の施工方法には、先打ちと後打ちの2種類があります。先打ちは塗装前にコーキングを施工する方法で、後打ちは塗装後にコーキングを施工する方法です。どちらが良いかは、外壁の状態や使用する塗料によって異なります。

先打ち工法
メリット:
コーキング材が塗膜で保護されるため、劣化が遅くなる可能性があります。
外壁とコーキングが同色で仕上がり、見た目がきれいになります。

デメリット:
コーキングの動きによって塗膜にひび割れが生じる可能性があります。

対処法:
弾性塗料を使用する。
コーキング用の割れ抑制シーラーを使用する。

後打ち工法
メリット:
塗膜のひび割れの心配がありません。

デメリット:
コーキング材が塗膜で保護されないため、劣化が早くなる可能性があります。
外壁とコーキングの色が合わない場合があります。

 

通常塗装前先打ち

塗装前にコーキングを施工する方法です。コーキング材の上に塗料を塗るため、紫外線や風雨からコーキング材を保護し、劣化を防ぐ効果があります。
メリット:
コーキング材の耐久性が向上する。
外壁とコーキングが同色になり、一体感のある仕上がりになる。
デメリット:
コーキングと塗料の伸縮性の違いにより、塗膜にひび割れが生じる可能性がある。
特に、シリコン系のコーキング材は塗料との密着性が悪く、剥離の原因になる場合がある。

 

クリアー塗装後打ち推奨

クリアー塗装後のコーキング(シーリング)施工は、一般的に「後打ち」が推奨されます。これは、クリアー塗装後にコーキングを施工することで、コーキング材のブリードによる塗膜の汚染や、コーキングの収縮による塗膜のひび割れを防ぐためです。

後打ち工法のメリット:
クリアー塗装後のコーキング施工は、塗膜の汚染やひび割れのリスクを低減できます。
塗膜の劣化を防ぎ、外壁全体の耐久性を高めることができます。
後打ち工法の注意点:
クリアー塗装後のコーキングは、紫外線や風雨に直接さらされるため、高耐久のコーキング材を使用する必要があります。
コーキングの施工品質が、外壁全体の耐久性に影響するため、専門業者による施工が不可欠です。

 

高松市 外壁塗装 コーキング

 

まとめ

コーキングについてご説明していきましたが、いかがでしたか?コーキングは私たちの日常になくてはならないと言っても過言ではありません。
きちんとメンテナンスを行わないと建物自体に深刻なダメージを負ってしまい補修費用が高くなってしまう可能性もあります。また、外壁塗装を行う際にきちんと施工手順を守らないと早期劣化に繋がるように、コーキング施工もきちんと施工手順を守らないと本来の性能を発揮できません。外壁塗装で使用する塗料との相性もありますのでそれを踏まえてコーキング施工を行う業者をきちんと選ぶ必要があります。
株式会社絆ではアステックペイントの塗料とアステックペイントのコーキング材を使用しています。同じメーカーの材料なので相性も良く、先打ち工法で発生しやすい塗膜の剥離や目地の汚染などを抑制できます。外壁塗装とコーキング補修を考えられている方は是非株式会社絆にご相談いただけたらと思います。

 

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