セメント瓦って屋根塗装は必要なの?
2025.06.12
香川県高松市を中心に地域密着〝プロタイムズ高松国道11号店〟です!
こんにちは、株式会社絆高松店の松永です。梅雨時期になり、雨漏れ修理のお問い合わせが増えて来ました。屋根修理に関心を持つ方も増える時期なので今回はその中でも屋根塗装は必要かと言うところを説明させていただきます。
目次
セメント瓦とは?
セメントを主原料として、砂などを混ぜて作られた屋根瓦の一種です。従来の粘土瓦(陶器瓦)よりも安価で、大量生産が可能だったため、1970年代~1980年代に広く普及しました。
•セメント瓦の屋根塗装の必要性
セメント瓦は、セメントと砂を主原料とし、本来防水性が低い材料です。そのため、表面に塗装を施し、防水性を高め、雨風や紫外線から瓦を保護する必要があります。塗装が剥がれたまま放置すると、瓦が劣化し、雨漏りの原因となるため、定期的なメンテナンスとして屋根塗装が必要となります。
セメント瓦の種類
和風セメント瓦
和風セメント瓦とは、セメントと砂を主原料とした屋根瓦の一種で、特に和風の建物に似合うデザインのものが多くあります。セメント瓦は、陶器瓦(日本瓦)に比べて価格が安く、製造も容易であるため、かつては多くの住宅で採用されていました。
平板セメント瓦
平板セメント瓦とは、セメントと砂を主原料とした屋根瓦の一種で、平らな板のような凹凸のない形状が特徴です。F型瓦とも呼ばれ、和風住宅だけでなく洋風住宅にも使われます。セメント瓦は、その安価さから過去に広く普及しましたが、現在では製造中止になっているものが多く、交換や補修が難しい場合があります。
コロニアル(カラーベスト)
コロニアル(カラーベスト)は、セメントを主材料とした屋根材の一種で、スレート屋根の一般名称とも呼ばれます。ケイミュー株式会社が販売するスレート屋根シリーズの名前でもあり、コロニアルはそのシリーズの一つの商品名です。そのため、カラーベストとコロニアルはほぼ同じものを指す言葉として使われています。
屋根塗装を考えた方が良い経年劣化
色褪せ
瓦の表面塗膜が紫外線や雨風の影響によって劣化し、色が薄くなったり、くすんだりすることです。これは塗膜の劣化が進んでいるサインであり、そのまま放置すると雨漏りの原因にもなり得ます。
コケ
セメント瓦にコケが発生するのは、経年劣化によって防水機能が弱まり、屋根材が水分を吸収するためです。コケは水分を好むため、屋根材に水分が保持されると繁殖しやすくなります。また、コケは屋根材の表面に根を張り、さらに防水性を低下させ、劣化を促進させる原因にもなります。
セメント瓦の割れ
セメント瓦割れとは、セメントで作られた瓦がひび割れたり、欠けたり、割れたりすることです。セメント瓦は、セメントと川砂を混ぜて作られており、耐久性や耐火性があり、比較的安価な屋根材として使われています。しかし、衝撃に弱く、飛来物や落下物などで割れたり、経年劣化でひび割れたりすることがあります。
雨漏れ
セメント瓦は、表面に塗装が施されているため、塗装が経年劣化や衝撃などで剥がれると、瓦自体が水を吸収しやすくなり、雨漏りの原因となります。また、塗装後の処理が不十分だった場合、塗膜が重なり部分を塞ぎ、雨水の排出経路が塞がれてしまうこともあります。
屋根雨漏り診断の必要性
屋根塗装を行ってもルーフィング、防水シートが劣化している場合は雨漏りになるケースも多々あります。「屋根塗装をしたのに雨漏りしたから見てほしい」と言う相談での来店も高松店では多々あります。なのでしっかり屋根診断を行い屋根塗装が適切なメンテナンスか?下地のルーフィング(防水シート)は大丈夫か?谷板金等板金に穴が空いたりしていないか?等しっかりと屋根診断を行い屋根のメンテナンスを検討する必要があります。株式会社絆高松店では「やね110番きずな」と言う屋根修理、雨漏れ専門の部署がありますので高松市はもちろん香川県内でお問い合わせいただければ無料で屋根診断、雨漏り診断を即日対応させていただいておりますのでお気軽にお問い合わせください。
屋根塗装前に行う前の屋根補修
割れている瓦の差し替え•補修
セメント瓦が割れた場合の対処法は、割れの程度や原因によって異なります。軽微なひび割れであれば、コーキングやシーリング材による補修が可能です。しかし、大きな割れや複数の割れがある場合は、瓦の差し替えが必要となります。また、セメント瓦は現在製造中止になっているものが多いので、同等の瓦を調達するのが難しい場合もあります。
漆喰部分の補修
セメント瓦の漆喰部分の補修は、漆喰の劣化(ひび割れ、剥がれなど)を修理し、屋根の耐久性を維持、雨水の侵入を防ぐための工事です。主要な方法は、既存の漆喰を全て取り除き、新しい漆喰を塗り直す「詰め直し」と、既存の漆喰の上に新しい漆喰を塗る「重ね塗り」があります。劣化の程度や状況によって適切な補修方法を選択する必要があります。
谷板金の確認
谷板金や板金部分が錆びて穴が空いていた場合雨漏りの原因になるケースもあります。屋根塗装前に確認が必要です。
屋根塗装の費用
セメント瓦の屋根を屋根塗装する場合塗料の耐候年数や大きさによっても費用が変わってきます。
ご予算と次の屋根塗装のメンテナンス時期に合わせた塗料を選ぶ必要があります。
シリコン塗料
説明
シリコン塗料は、シリコン系またはアクリルシリコン系の合成樹脂が主成分です。
耐候性:紫外線や雨風による劣化を防ぎます。
耐水性:防水効果を高め、雨漏りを防ぎます。
耐汚性:汚れが付きにくく、掃除が簡単です。
香川県高松市の費用相場
香川県高松市では、一般的に1平方メートルあたり2,500円~3,500円程度です。ただし、屋根の面積や劣化状態、下地補修の有無などによって変動します。
期待耐候年数:10-15年
フッ素塗料
説明
耐久性・耐候性が高い:
炭素とフッ素の結合力が強く、紫外線や雨水、温度変化などによる劣化を防ぎます。これにより、瓦の寿命が長くなり、定期的なメンテナンスの回数を減らすことができます。
汚れにくい:
非粘着性があり、雨水で汚れが落ちやすい特性があります。コケや藻の発生も抑制されます。
光沢や美観が長持ち:
色あせや変色が起こりにくいため、美しい状態が長く続きます。
高い不燃・耐薬品性:
火災時も燃えにくい特性があり、酸性雨などにも強いです。
香川県高松市の費用相場
香川県高松市では一般的に1平方メートルあたり3,500円~5,000円が相場です。フッ素塗料は耐久性や耐候性が高く、長期的に見ると費用を抑えられる可能性があります。
期待耐候年数:15-20年
無機塗料
説明
高い耐久性と耐候性、汚れにくさ、そしてひび割れに弱い点です。
高い耐久性・耐候性:紫外線や雨風に強く、長期間塗膜が劣化しにくい。
汚れにくい:親水性が高く、雨によって汚れが洗い流されやすい。
カビや苔が生えにくい:親水性により、カビや苔の発生を抑える。
ひび割れやすい:無機物は硬いため、外壁のひび割れに弱く、一緒に塗膜もひび割れる可能性がある。
香川県高松市の費用相場
香川県高松市の一般的な目安としては1平方メートルあたり4,000円~6,000円程度です。これは、耐用年数が長く、高機能な無機塗料はシリコン塗料やフッ素塗料などに比べると比較的高価になります。しかし耐候年数が長い為長期的に見るとサイクルコストを抑える事が可能です。
期待耐候年数:20-25年
また、遮熱性や変退色防止性など機能性をもとに選定する事も大切です。
メーカーや種類も多いのでぜひセメント瓦の屋根塗装をお考えの場合は株式会社絆高松店にご相談ください。
まとめ
セメント瓦はセメント系の瓦に屋根塗装で防水性を高めている建材の為紫外線による経年劣化で塗膜の防水性が損なわれるとセメント瓦が劣化してしまうので定期的な屋根塗装のメンテナンスが必要な瓦です。しかしながら本当に屋根塗装のメンテナンスで大丈夫なのか?葺き替えの必要はないのか?防水シートや板金部分や漆喰は大丈夫か?などしっかりと屋根を診断して検討する事が大切です。特に外壁と違いなかなから屋根は見えない箇所になるので気になったら早めに屋根診断を行う必要があります。色褪せやコケ等少しでも屋根ご気になったら屋根診断、雨漏り診断を行い状態を確認して屋根塗装のメンテナンス時期を決める必要性があります。株式会社絆高松店は診断見積もりは無料ですのでこの梅雨時期に一度ぜひ無料診断をお申し付けください。
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