塗装可能箇所と不可箇所について!
香川県高松市を中心に地域密着〝プロタイムズ高松国道11号店〟です!
こんにちは!外壁塗装を行う際にどの部分が塗装でき、どの部分が塗装できないかを把握する必要があります。塗装可能箇所と不可箇所についてきちんと理解することは適切な塗装作業を行うために非常に重要となります。今回は外壁塗装の際に塗装可能な箇所と塗装できない箇所について詳しくご説明していきます。
□塗装可能箇所
〇外壁全体
外壁自体は通常塗装が可能です。外壁に使用される主な材料として、以下のものがあります。
・モルタル:モルタル壁は、下地がしっかりしていれば塗装可能です。モルタルには、シリコンやウレタン系の塗料を使用します。
・コンクリート:コンクリート外壁も塗装可能です。コンクリートも場合まず表面に水分が浸透していないかチェックし、必要に応じて防水処理を行った後に塗装します。
・サイディングボード(窯業系・金属系):サイディングボードは表面に塗料を塗布することで防水性を高め、美観を維持します。サイディングは特に人気のある外壁材で塗装可能範囲が広いです。
・木材:木材外壁は、木材専用の塗料を使用して塗装できます。ただし、木材は湿気や乾燥に弱いため、塗料の選定には注意が必要です。
〇破風板(はふいた)
屋根の端に取り付けられた破風板も塗装可能です。これも金属か木材で作られており、定期的な塗装が推奨されます。塗装によって腐食を防ぎ、耐久性を向上させることもできます。
〇雨樋(あまどい)
雨樋は金属製(鋼板やアルミなど)プラスチック製のものがあり、これらの塗装可能です。金属製の雨樋は、特に錆を防ぐために必要です。プラスチック製の雨樋も色褪せや汚れを防ぐために塗装が推奨されることがあります。
〇窓枠・サッシ
窓枠やサッシ部分も塗装可能です。鉄製やアルミ製の窓枠は、錆を防ぐために塗装を行います。また木製の窓枠も定期的に塗装することで、浸食を防ぐとともに外観を保つことができます。
〇軒天(のきてん)
屋根の軒下部分も塗装可能です。特に木製の軒天は塗装によって浸食を防ぎ、美観を保つことができます。金属製の軒天の場合、錆を防ぐために塗装が必要です。
〇金属フェンスや門扉
外構部分にある鉄製フェンスや門扉も塗装可能です。鉄製のものは、時間が経つと錆びることが多いため、塗装による保護が重要です。
〇バルコニーの手すりや床
バルコニーの手すりや床も塗装可能な箇所です。特に鉄製のものや木製のものは、塗装を施すことで耐久性を向上させます。
□塗装不可箇所
外壁塗装には塗装が難しい、または塗装すべきではない箇所があります。
〇ガラス部分
ガラス部分(窓やサンルームのガラス)は塗装できません。ガラスを塗装してしまうと視界が悪くなり、また塗料が固着しやすくなるためガラス部分には塗装しないようにします。
〇金属部分(防水性が必要な場合)
一部の金属表面、特に銅や真鍮などは酸化を防ぐために塗装を避けることが多いです。これらの金属は酸化しやすいため塗料が剝がれやすく、逆に腐食を進行させる原因にもなります。ただし、特別な保護塗料を使用する場合があります。
金属部分を塗装する際について詳しく解説していきます。
金属は外部環境の影響を受けやすく、サビや腐食、塗装剥がれなどの劣化が起こりやすい素材です。正しい塗装を行うことで、美観を保つだけでなく、防水性や防錆性を強化し、金属自体の寿命を延ばすことができます。
1.金属塗装の目的と効果
① 防錆(さび止め)
・金属は水や空気、塩分によってサビやすい。塗装によって金属表面をコーティングし、サビの発生を防ぐ。
② 耐久性の向上
・紫外線、雨、風などの外的要因から金属を保護し、劣化を防ぐ。
③ 美観の維持
・塗装によってつややかで美しい仕上がりを維持。色あせやくすみの防止にもつながる。
④ 機能性向上
・断熱性、遮熱性、防汚性を備えた塗料を使うことで、より快適な環境を作る。
2.金属塗装の適用範囲
・屋根(トタン屋根、ガルバリウム鋼板)
・外壁の金属サイディング
・フェンス、門扉、手すり、カーポート
・雨戸、シャッター、鉄骨部分
・換気口、配管カバー、エアコン室外機カバー
3.金属塗装に使う塗料の種類
① エポキシ樹脂塗料(さび止め用)
・密着力と防錆力に優れ、下塗りに最適。
・耐久性も高いが、紫外線には弱いため上塗りは必須。
② ウレタン塗料
・柔軟性があり、ひび割れしにくい。
・耐候性や耐薬品性にも優れているが、やや耐久年数は短い(5〜7年)。
③ シリコン塗料(おすすめ)
・耐候性、耐久性、光沢保持性に優れ、コストパフォーマンスも良い。
・金属部分の塗装では広く使用される(耐用年数10〜15年)。
④ フッ素塗料(高耐久)
・紫外線や雨風に強く、メンテナンス頻度を減らせる(耐用年数15〜20年)。
・価格は高めだが、長期的にはコスト削減にもつながる。
⑤ ラッカー塗料(DIY向け)
・乾燥が早く、手軽に塗装できるが、耐久性は低め(3〜5年)。
・スプレータイプのものも多く、部分補修に向いている。
4.金属塗装の工程(正しい手順)
① 下地処理(ケレン作業)
・サビや古い塗膜、汚れをしっかり除去。
・サンドペーパー、ワイヤーブラシ、電動工具を使い、表面を滑らかに整える。
・汚れや油分は中性洗剤で洗い、しっかり乾燥させる。
② 錆止め塗装(プライマー)
・エポキシ系さび止め塗料を均一に塗る。
・ローラーや刷毛、スプレーを使い、薄く均一に施工する。
・乾燥時間を守る(塗料の説明書を確認)。
③ 中塗り(仕上げ塗装1回目)
・金属用のシリコン塗料やウレタン塗料を使用。
・均一な厚みになるよう、2度塗りを前提に薄く塗る。
④ 上塗り(仕上げ塗装2回目)
・中塗りが完全に乾いた後、再度同じ塗料を重ね塗り。
・ムラや塗り残しがないように丁寧に施工する。
5.金属塗装の注意点
① 天候と気温を確認
・湿度85%以上、気温5℃以下の日は塗装NG。
・晴れた日、気温15〜25℃の範囲がベスト。
② 塗料の乾燥時間を守る
・下塗り、中塗り、上塗りごとにしっかり乾燥させる(最低4〜6時間)。
・乾燥不足は塗膜剥がれやムラの原因になる。
③ 塗料の選定に注意
・金属専用の塗料を選ぶ。木材やコンクリート用の塗料は密着しない。
・屋外の場合は耐候性・防水性の高い塗料を使用する。
④ 錆が進行している場合は補修が必要
・サビが深い部分はパテや補修材を使って埋める。
・穴あきや強度低下が激しい場合は、交換を検討。
6.金属塗装のメンテナンス
① 定期的な点検(年1〜2回)
・サビ、塗膜の剥がれ、変色、浮きなどをチェック。
② 汚れは早めに除去
・泥やホコリ、苔が付いたままだと塗膜の劣化が進む。
③ 小さなサビは早めに補修
・サビを見つけたら、ケレン→錆止め→再塗装を早めに行う。
〇通気口や換気口
建物には通気口や換気口がありますが、これらの部分を塗装すると通気性が悪くなる可能性もあります。換気を妨げることは建物内の湿度や温度管理に悪影響を与え、結露やカビの原因となります。そのため、これらの部分は塗装しない方が良いです。
〇一部の特殊素材
・人口大理石や天然石:これらの素材は、表面が非常に滑らかで塗料が定着しにくいことがあります。塗装しても効果が薄く、剝がれやすいです。
・塩ビ素材(PVC):塩ビなどのプラスチック素材は、塗料が定着しにくく特に外部で使用される場合、長期的に見て耐久性が低くなることがあります。
□まとめ
塗装可能な箇所は、外壁全体(モルタル、コンクリート、サイディングなど)や破風板、窓枠、軒天など、金属や木材でできた部位です。適切な塗料を使うことで耐久性や美観を保つことができます。一方で、塗装不可な箇所は、ガラス部分や通気口、換気口特殊な金属や素材などです。これらは塗装による効果が薄かったり、塗装を施すことで逆に問題を引き起こしたりするため、避けた方が良いでしょう。外壁塗装を行う際には塗装箇所と塗装しない箇所をしっかり把握し、最適な塗装を行うことが大切です。
株式会社絆、プロタイムズ丸亀店、プロタイムズ坂出店、プロタイムズ高松国道11号店では外壁診断、屋根診断、お見積もりはすべて無料です!
高松市・さぬき市で外壁塗装、屋根塗装工事は、口コミ評判が高い株式会社絆
*プロタイムズ高松国道11号店へ
丸亀市・坂出市・綾歌郡・善通寺市で外壁塗装、屋根塗装工事
外壁診断・屋根診断はこちらから!
施工事例はこちらから!
香川県の高松市・丸亀市・坂出市周辺の雨漏れ工事・屋根補修工事は、即日対応の
プロタイムズ高松11号店(2025年3月open)
株式会社絆
プロタイムズ高松国道11号店 香川県高松市田村町409‐1
プロタイムズ丸亀店 香川県丸亀市郡家町3424
プロタイムズ坂出店 香川県坂出市旭町3丁目7‐8
株式会社絆 西讃営業所(善通寺市・三豊市・観音寺市) 香川県善通寺市木徳町678
お気軽にお問い合わせくださいね。
☆お電話でのお問い合わせ☆
0120-802-407
株式会社絆
プロタイムズ丸亀店・プロタイムズ坂出店
電話受付時間 8:30~18:30 年中無休