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屋根のルーフィングについて

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こんにちは!皆さんは屋根のルーフィングとどんなものか知っていますか?

屋根のルーフィングは、建築における重要な工程であり、屋根材の下に敷設される防水層や下地材のことを指します。今回はルーフィングの目的や種類、施工方法について詳しくご説明します。

 

□ルーフィングとは

ルーフィング(Roofing)とは、屋根を構成する材料や工法のことを指します。屋根は建物の重要な部分であり、雨水や風、日光から内部を保護する役割を担っています。ルーフィングはその屋根を保護し、外的な影響から建物を守るために使用される材料や技術です。

ルーフィングには、屋根の種類や使用目的に応じた様々な素材と技術があります。

 

□ルーフィングの目的

・防水性能の向上
雨水や雪、湿気が建物内部に侵入するのを防ぐ役割を果たします。屋根材だけでは完全に防水できないため、ルーフィングが二次防水の役割を担います。

・屋根材の保護
屋根材の下にある構造体を湿気や水の侵入から守り、建物の耐久性を向上させます。

・断熱効果
一部のルーフィング材は断熱性能を持ち、屋内の温度管理に貢献します。

 

 

□ルーフィング材の種類

ルーフィング材にはさまざまな種類があり、屋根の構造や用途によって使い分けられます。

〇アスファルトルーフィング

・特徴: アスファルトを主成分とし、ガラス繊維や合成繊維で補強されたシート材。

・用途: 一般住宅や商業施設など広く使用される。

・メリット: 耐水性・耐久性が高く、価格が比較的安い。

・デメリット: 長期間使用すると劣化しやすい。

〇ゴムアスファルトルーフィング

・特徴: ゴムを混ぜたアスファルト製品で、柔軟性と耐久性が向上。

・用途: 防水性が特に求められる場所で使用。

・メリット: 伸縮性があり、気温変化や動きに対応。

・デメリット: 一般的なアスファルトルーフィングより高価。

〇シート防水材

・種類: 塩ビシート、EPDMシート(合成ゴム)、TPOシートなど。

・用途: フラット屋根や大規模施設の屋根に多く採用。

・メリット: 防水性と耐候性が非常に高い。

・デメリット: 施工に技術が必要でコストが高い。

〇透湿防水シート

・特徴: 内部の湿気を排出しながら、外部の水を遮断する。

・用途: 一般住宅の屋根や壁に使用。

・メリット: 結露を防ぐ効果がある。

・デメリット: 長期的な耐久性は使用環境に依存。

 

□ルーフィング工法

ルーフィング工法は、屋根に使用される防水や防風の役割を持つ材料を適切に施工するための方法です。屋根の形状や使用するルーフィング材によって施工方法が異なります。これから代表的なルーフィング工法について詳しくお話しします。

  1. 重ね葺き(カバー工法)

重ね葺き(カバー工法)は、既存の屋根の上に新しいルーフィング材を重ねて施工する方法です。この工法は、屋根材の交換や修理をする際に用いられます。

特徴

・既存屋根の上に施工: 既存の屋根がそのまま残る状態で新しい屋根材を上に重ねるので、既存屋根を撤去する手間が省けます。

・施工期間の短縮: 既存屋根を撤去しないため、工期が短縮されます。

・コストが抑えられる: 屋根材の撤去作業が不要なため、工事費用を抑えることができます。

対応可能な屋根材

・アスファルトシングル

・金属屋根(ガルバリウム鋼板など)

・瓦

注意点

・重量の増加: 重ね葺きで屋根材を増やすことで、屋根全体の重量が増します。耐荷重を確認しておく必要があります。

・高い屋根や古い屋根には不向き: 屋根の状態によっては、重ね葺きが適していないことがあります。特に、屋根が老朽化している場合や、構造的に弱い場合には不向きです。

  1. 葺き替え工法

葺き替え工法は、既存の屋根材をすべて取り外し、完全に新しいルーフィング材で屋根を作り直す方法です。屋根の老朽化が進んでいる場合や、重ね葺きが不可能な場合に使用されます。

特徴

・完全な新規施工: 既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材を施工します。屋根の状態に関わらず、完全に新しい屋根が作られます。

・構造の確認: 屋根の下地や構造を確認・補強することができるため、構造的な不安も解消できます。

対応可能な屋根材

・アスファルトシングル

・金属屋根(ガルバリウム鋼板)

・スレート(瓦)

・シートタイプ(ゴム系やウレタン)

メリット

・古くなった屋根材を取り除くことで、屋根の構造や防水性を新しく改善できます。

・屋根全体の耐久性を向上させることができます。

注意点

・工期が長くなる: 既存屋根材の撤去作業から始めるため、工期が長くなります。

・費用が高くなる: 既存屋根の撤去費用や廃材処理費用がかかり、重ね葺きに比べて費用が高くなります。

  1. シート防水工法

シート防水工法は、特に平屋根や低傾斜屋根に多く使用される工法で、防水シート(ゴムやウレタン系、塩ビ系)を敷設する方法です。

特徴

・一体型防水膜: 防水シートを屋根全体に敷き詰めることで、一体化した防水膜を作り、雨水の浸入を防ぎます。

・屋根の隙間を埋める: シートを重ねることで、隙間を埋めることができるため、防水性が高いです。

・軽量: 他の屋根材に比べて非常に軽量で、屋根に負担をかけません。

対応可能な屋根材

・ウレタン防水シート

・ゴムシート(EPDM

・塩ビシート(PVC

メリット

・屋根の形状に関係なく均等に施工できるため、平らな屋根に最適です。

・継ぎ目が少なく、防水性が高いため、雨漏りを防止できます。

・屋根の重量を増やさず、構造に負担をかけません。

注意点

・シートが経年劣化すると、ひび割れや剥がれが発生することがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。

・施工の際、シート同士の接合部分に注意が必要で、隙間がないように確実に施工する必要があります。

  1. 瓦葺き工法

瓦葺きは、主に日本の伝統的な屋根で使用される工法です。瓦を一枚一枚積み重ねていく方法で、耐久性が高く、美しい外観を持っています。

特徴

・美観: 瓦の色や形状により、建物に高級感を与え、地域の風土に溶け込む外観を作ります。

・耐久性: 瓦は非常に耐久性が高く、長期間にわたって機能します。

メリット

・長期間使用しても劣化しにくく、メンテナンスが少なくて済みます。

・火災に強いという特性があります。

注意点

・重い: 瓦は重いため、屋根の構造が耐えられるかを確認する必要があります。

・施工に時間がかかる: 一枚一枚積み重ねる作業が必要で、施工時間が長くなることがあります。

・高コスト: 瓦自体が高価で、施工費用も比較的高くなることがあります。

  1. 金属屋根(ガルバリウム鋼板など)

金属屋根は、耐久性が高く、軽量で、現代的なデザインの建物に多く使われています。金属の板を敷き詰めていく工法です。

特徴

・耐久性: ガルバリウム鋼板などの金属は錆に強く、長期間の使用に耐えるため、メンテナンスが少なくて済みます。

・軽量: 金属屋根は非常に軽量で、屋根にかかる負担が少なく、耐震性を向上させます。

メリット

・耐久性が高く、軽量なので地震対策にも有効です。

施工が比較的早く、短期間で完成します。

注意点

・他の素材に比べて、断熱性が低く、熱が伝わりやすいため、断熱材の追加が必要な場合があります。

・強風や大きな衝撃には弱いことがあるため、適切な取り付けが必要です。

 

 

□施工方法

〇下地の準備

・屋根の下地(野地板)を平らに整える。

・必要に応じて下地の清掃を行い、異物がないことを確認。

〇ルーフィング材の敷設

・ルーフィング材を野地板に重ねて敷設。

・シート同士は重ね幅を確保し(一般的に10cm程度)、隙間を作らないようにする。

〇固定

・シートを専用の釘や接着剤で固定。

・風で飛ばされないように注意する。

〇重ね合わせ

・シートの重ね部分には特に注意し、防水性を確保するために専用テープや接着剤を使用。

〇仕上げ

・屋根材(瓦、金属、スレートなど)をルーフィング材の上に取り付けて完成。

 

□注意点

・メンテナンス: ルーフィングは目視では確認しづらいため、定期的に屋根全体を点検することが大切。

・施工の質: 施工ミスがあると防水性能が低下するため、熟練した業者に依頼するのがおすすめ。

・気候条件の考慮: 地域の気候に適したルーフィング材を選ぶことが重要。

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□ルーフィングをしないとどうなる?

では、ルーフィングをしないとどうなるのでしょうか?

ここからはルーフィングをしないとどうなるのかお話しします。

・雨漏りのリスクが高くなる ルーフィング材は、雨水が屋内に侵入するのを防ぐ重要な役割を果たします。もしルーフィングを施さない場合、屋根材が劣化したり、隙間ができたりすることで、雨水が屋内に侵入し、最終的に雨漏りの原因となります。

・屋根の劣化が早まる ルーフィングは、屋根を構成する他の材料(瓦や金属など)を保護するため、防水や防風の層として機能します。これを施さない場合、屋根の素材が直接外的な要素にさらされ、劣化が進行しやすくなります。

・建物の耐久性が低下する 屋根が劣化すると、構造自体に影響を与え、建物全体の耐久性が低下します。水分が浸透すると木材が腐る原因にもなり、長期的には建物の構造が弱くなってしまうこともあります。

・エネルギー効率の低下 ルーフィング材は、断熱機能を兼ね備えたものもあります。これにより、屋根を通じての熱の移動が防がれ、夏は涼しく冬は暖かく保つことができます。ルーフィングを行わない場合、エネルギー効率が悪化し、冷暖房費が余分にかかる可能性があります。

 

□ルーフィングをしない例外的なケース

ただし、ルーフィングを行わないことが許容される場合もあります。例えば、特定の屋根構造や、素材によっては、ルーフィング材を使用しなくても防水性が確保されている場合もあります。例えば、下記のような場合です:

・自然素材の屋根(伝統的な瓦屋根など) 古来の瓦屋根では、瓦自体が防水性を持っているため、ルーフィングなしで十分な防水効果を発揮します。ただし、近年の住宅では、現代的な屋根材や構造を使うことが一般的です。

・軽量な金属屋根やシート系防水工法 一部の金属屋根やシート系防水工法では、ルーフィングを省略できる場合もありますが、それでも一部の防水層や素材で保護が必要です。

 

□まとめ

基本的には、屋根の防水性を保つためにルーフィングは必要です。特に屋根は、雨風、紫外線、温度差など外的要因に常に晒されているため、ルーフィングを施さないことで、雨漏りや屋根の劣化を引き起こすリスクが高くなります。もしルーフィングをしない選択をする場合でも、建物や屋根の構造に合った適切な対策が必要となります。

最後にルーフィングは屋根を保護し、建物を守るための非常に重要な部分です。使用する素材や工法は建物の種類や設置場所、気候条件などによって選ばれるべきです。しっかりとしたルーフィングを選び、定期的なメンテナンスを行うことで、長期的に快適で安全な住環境を保つことができます。

 

 

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