コーキング打ち替え・増し打ちについて!
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こんにちは!先日はコーキングについてや劣化症状をお伝えしましたがいかがだったでしょうか?
※コーキングについての記事はこちら
コーキング施工には、打ち替え・増し打ちの二種類あります。
そこで今回はコーキング打ち替え・増し打ちの必要性や目的、手順などなど詳しくご説明します。
□コーキング打ち替え・増し打ちの特徴
コーキング施工にはコーキング打ち替えとコーキング増し打ちがあります。
コーキング打ち替えとは、劣化した古いコーキング材を取り除き新しいコーキング材を再度充填する作業のことをいいます。コーキングは経年劣化や環境の影響を受けやすいため、一定期間ごとに打ち替えが必要です。外壁や窓枠などのシーリングは、紫外線や風雨、温度差などの外的要因で劣化しやすいため定期的にメンテナンスしなければなりません。
コーキング増し打ちとは、既に施工されているコーキング材(シーリング材)の上に新たにコーキング材を追加で充填する作業のことをいいます。これにより既存のコーキング材の密閉性や防水性の補強だけでなく、外観も整えることができます。
□コーキング打ち替えについて
〇コーキング打ち替えの必要性
・水漏れや湿気の侵入
ひび割れや剥がれが進行すると、雨水や湿気が侵入し建物の内部に損傷を与える可能性があります。これによって壁内でのカビの発生や木材の浸食、鉄部の錆などが起こります。
・断熱・気密性の低下
コーキングは気密性を高め、エネルギー効率を向上させる役割があります。コーキングが劣化すると隙間から空気が漏れ、冷暖房効率が悪くなることがあります。
・外観の劣化
コーキングが劣化することにより、ひび割れや剥がれが目立つと、外観や窓回りの美観が損なわれてしまいます。
・構造的な問題の予防
亀裂から水や湿気が侵入することで、建物自体にダメージを与えることがあります。
これを防ぐためにも早期のコーキング打ち替えが必要です。
これらがコーキングが劣化したことにより起こりうる問題です。
2.コーキング打ち替えのタイミング
・ひび割れや剥がれ
コーキング材にひびが入ったり剥がれている部分が見つかった時に打ち替えが必要です。隙間が広がっていたり、コーキングが完全に剝がれていると水漏れのリスクが高くなるので特に注意が必要です。
・膨らみや膨張
コーキング材が膨らんだり、異常に膨張している場合も打ち替えが必要です。膨張した部分は密着性が悪くなり、水分や空気が侵入しやすくなります。
・色褪せや変色
シリコン系やアクリル系コーキングは、紫外線や温度差によって色が変わることがあります。色褪せが目立つと美観が損なわれるだけでなく、コーキング材自体の耐久性が低下していることを示しています。
・コーキングの硬化や萎縮
コーキングが硬化しすぎて伸縮性を失っている場合や、萎縮して隙間が開いた場合再施工が必要になります。
・施工後の経年劣化
一般的にコーキングは10~15年ごとの打ち替えが推奨されています。しかし施工後の影響に応じて早めの点検を行い、問題があれば早期対応すること尾がとても大切です。
以上の症状があればコーキング打ち替えをするタイミングといえます。
3.コーキング打ち替えの手順
〇準備作業
・清掃:既存のコーキングを剥がす前に作業エリアの周囲を綺麗に清掃します。埃や汚れ、カビが残らないようにすることが重要です。
・道具準備:コーキングガン、新しいコーキング材、ヘラ、カッター、マスキングテープ、クリーナー、手袋などの道具を準備します。
〇古いコーキングの撤去
・古いコーキングを取り除く:既存のコーキングをカッターやスクレーパーで慎重に取り除きます。剥がしにくい場合は、コーキング除去用の化学薬品や溶剤を使うこともあります。既存のコーキングが綺麗に取り除けていないと新しいコーキング材が十分に密着しない可能性があるのでしっかりと取り除くことが大切です。
〇表面の準備
・接着面の清掃:コーキングを打ち直す部分(外壁と窓の隙間部分)を綺麗に拭き取ります油分が残っていると、新しいコーキング材の接着性が悪くなります。
・乾燥:水分や湿気が残っている場合は、しっかりと乾燥させます。湿気が残っていると、新しいコーキング材がうまく固まらないこともあります。
〇マスキングテープの貼り付け
・仕上がりの美観を考慮:コーキングが広がったり、周囲にこぼれたりするのを防ぐために隙間の周囲にマスキングテープを貼ります。これによって綺麗で直線的な仕上がりになります。
〇新しいコーキング材の充填
・コーキングガンの使用:コーキングガンに新しいコーキング材をセットし、隙間を均等に充填します。コーキング材は少しずつ押し出しながら隙間全体を綺麗に充填することがとても重要です。
・均一に充填する:コーキング材が隙間にしっかりと収まるように注意深く作業します。
〇整形と仕上げ
・ヘラで整形:コーキング材を充填した後、ヘラや指で表面を整え、均一で滑らかな仕上がりにします。必要に応じて、コーキングが硬化する前に余分な部分は取り除きます。
〇マスキングテープを剥がし
マスキングテープを剥がす:コーキング材がまだ乾燥しないうちに、マスキングテープを剥がします。これにより、綺麗な仕上がりを保つことができます。
〇乾燥・硬化
乾燥時間の確保:コーキング材には固まる時間が必要です。乾燥時間は使用するコーキング材の種類によって異なりますが、一般的に24時間程度は完全に乾かす必要があります。湿度や温度によって乾燥時間が長くなることもあります。
4.コーキング打ち替えの注意点
・材料選び:使用するコーキング材の種類を選ぶ際は、施工場所に適した材質を選ぶことが大切です。外壁のコーキングには、紫外線や温度差に強いシリコン系や変成シリコン系が適しています。
・正しい施工:打ち替え作業は慎重に行う必要があります。古いコーキング材が完全に取り除かれていない場合新しいコーキングがうまく密着せず、再度劣化が早く進行する可能性が高いです。
・定期的な点検:コーキング材は経年劣化します。なので定期的に点検し、必要に応じて早期打ち替えを行うことが重要です。
□コーキング増し打ちについて
〇コーキング増し打ちの目的
・防水性の強化
既存のコーキング材が部分的に劣化している場合、新しいコーキング材を増し打ちすることで水漏れのリスクを減らします。
・密閉性の向上
既存のコーキングに隙間ができてきた場合、新たにコーキングを重ねることで、隙間を埋めて気密性を高め、エネルギー効率を向上させます。
・美観の改善
既存のコーキングが色褪せたり、ひび割れが発生していた場合、新たにコーキングを加えることで見た目を改善することができます。
・施工の簡便さ
完全な打ち替えと比べて、増し打ちは手間が少なく比較的短時間で作業を完了できます。古いコーキング材を完全に取り除く必要がないため、コストを抑えることもできます。
〇コーキング増し打ちの適応例
・一部のコーキングが劣化している場合
コーキングが全体的に劣化していないが、部分的にひび割れや剥がれが見られる場合にはその部分に増し打ちを行うことで問題は解決します。
・目視で問題がない場合
コーキング全体に大きな劣化が見られないが、使用年数が経過してきている場合その部分に増し打ちすることでさらに長期間の効果を維持できます。
・コーキン材が劣化する前に予防的に施工
コーキングがまだ完璧に機能しているが、さらに耐久性を強化したい場合に予防的に増し打ちすることもあります。
〇コーキング増し打ちの手順
・既存のコーキング材の状況確認
・劣化状況の確認:既存のコーキング材にひび割れや剥がれがないかを確認します。軽度のひび割れであれば増し打ちで対応できますが、広範囲で劣化が進んでいれば打ち替えを検討しましょう。
・接着状態の確認:既存のコーキングがしっかりと接着されているかを確認します。接着力が弱い部分や完全に剥がれている部分には増し打ちの前にしっかりと補修が必要です。
〇コーキング材の準備
・新しいコーキング材の選定:増し打ちに使用するコーキング材は、既存のコーキング材と同じ種類(シリコン系、変成シリコン系、アクリル系など)を選ぶのが基本です。異なる材質のコーキングを重ねると接着性が悪くなることがあるので要注意です。
➂表面の清掃
・既存のコーキングの清掃:増し打ちに使用するコーキング材が汚れていると、新しいコーキング材が密着しにくくなります。なので表面に付着している埃や汚れ、カビなどを綺麗に拭き取ります。
・乾燥させる:コーキング材が新しく密着するように清掃後は十分に乾燥させることが大事です。
⓸マスキングテープで保護
・周囲の保護:コーキングを充填する部分にマスキングテープを貼り、周囲の壁面や窓枠が汚れないように保護します。これによって、綺麗な仕上がりになります。
⑤コーキングの増し打ち
・充填:コーキングガンを使って新しいコーキングを隙間に均等に充填します。既存のコーキングの上に、隙間を埋めるようにして新しいコーキングを押し出します。
・密着させる:新しいコーキング材がしっかりと既存のコーキングに密着するようにヘラや指で表面を整形し均等に広げます。
⑥仕上げ
・表面の整形:ヘラや濡らしたスポンジで表面を整え、コーキングが滑らかで均一になるように仕上げます。
・マスキングテープの除去:まだコーキングが乾く前にマスキングテープを慎重に剥がします。これによって綺麗な直線的に仕上がります。
⑦乾燥時間を確保
・乾燥・硬化:コーキング材は乾燥・硬化に時間がかかります。製品によって異なりますが、通常24時間程度の乾燥時間を確保することが推奨されています。温度や湿度により効果速度が変わるため、環境に合わせて十分に時間を取ります。
〇コーキング増し打ちの注意点
・異なる材質のコーキングは使わない!!!
既存のコーキング材と異なる種類のコーキングを使用すると、接着性が悪くなります。既存のコーキングがシリコン系ならシリコン系、変成シリコン系なら変成シリコン系を使用するのがベストです。
・古いコーキングが完全に剥がれている場合は打ち替えを検討
既存のコーキングが剥がれていたり、明らかに劣化している場合は増し打ちではなく「打ち替え」が必要です。増し打ちを行うと密閉性が不十分になり、水漏れや湿気の問題を引き起こす可能性が高いです。
・施工後の点検
増し打ちが完了した後もしばらく経過した後に点検を行い、再度ひび割や剥がれがないかを確認することが大事です。
・耐候性や耐久性の確認
増し打ちしたコーキングが長期間にわたって機能するように、適切な材料と施工が求められます。外壁など外部環境に晒される場所では、耐紫外線や耐水性に優れたコーキングを選びましょう。
□コーキング増し打ちのメリットとデメリット
〇メリット
・コスト削減:完全にコーキングを打ち替えるよりも、増し打ちの方がコストが抑えられます。
・短時間で施工可能:増し打ちは既存のコーキング材をそのまま利用するため、比較的短時間で作業を終わらせることができます。
・美観の改善:ひび割れや色褪せた部分に新しいコーキングを加えることで、美観が向上します。
〇デメリット
・完全な劣化には対応できない:既存のコーキングが大きく劣化している場合増 し打ちでは十分な効果が得られないことがあります。
・長期的な耐久性が劣る場合がある:増し打ちした部分の耐久性が、新しい打ち 替えよりも短期間で劣化する可能性があります。
□まとめ
コーキングはどちらを選ぶべきか見極める必要があります。
〇打ち替えを選ぶ場合
・長期間にわたる耐久性が必要
・既存のコーキングが劣化している
・雨漏りなど深刻な問題が発生している
〇増し打ちを選ぶ場合
・予算を抑えたい
・古いコーキングがまだ機能しており、軽い補修が必要
などなどご自宅の状況や予算に応じて適切な方法を選ぶと良いでしょう。必要であ
れば施工業者に診断をお願いすることをお勧めします。
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